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야나기타 쿠니오(柳田國男)의 ‘일국(一國)민속학’과 문화내셔널리즘 - 단일민족론의 민속학적 형성과 전개 -

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柳田国男の一国民俗学と文化ナショナリズム - 単一民族論の民俗学的形成と展開 -

임경택

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초록

일본어

柳田国男については多くの議論が行われてきたが、それは主として内在的研究 に留まっており、日本全体の文脈のなかに位置づけ使用とする傾向はそれほどなさ れてこなかった。ところが、彼は同時代の日本帝国における論壇でなされていた民 族論の主流とは異なり、混合民族論から単一民族論へ転向した論者である。そ れと同時に、彼の思想はアジアと西欧との葛藤構造のなかで"日本の自画像をど のように描き出すか"という問題が集約的に現れているモデルケースとしても重要な 意味を持っていると言える。このような状況や事実を踏まえて、本稿では柳田の民 俗学的著述を当時の日本国内の状況と結び付け、また文化ナショナリズムという 次元で全面的な再検討を行うことを主な目的としている。 柳田自ら'新国学'とまで主張した'一国民俗学'の思想的特色は、第一 に、一国の主要種族にその対象を限定していること、第二に、郷土を部分とする '一つの共同体'としての日本社会を対象としていること、第三に、一国民俗学 を'自民族同種族の自己省察'と見なし、'国土のなかに一つの種族が広まっ ている'と認識していたこと、第四に、彼が用いている'固有'という概念は集合 的自意識としてのナショナル・アイデンティティのなかに根を下ろしていることである。 このような柳田の思想を当時の社会的文脈からみると、柳田にとって国家とは、 家に基づく連続体であり、それとともに彼が強調したのは郷土であった。国家ある いは国と国民を繋ぐ媒介として、郷土を提示していたのである。山人という異民族 を想定していた柳田が、沖縄を発見し、ジュネーブにおいてヨーロッパ人と接した あとには日本人を単一とした存在として描写している。この際、登場する概念が常 民であり、柳田民俗学は下からの国民統合を主張することになった。また、氏神 信仰が日本全国に共通している事実を国民一人一人に自覚させ、閉鎖的な宗教意識を民族的なレ ベルの国民意識に転化しようとしていた。つまり、柳田には国 民の統一像もしくは国民の統一した感情のイメージがあり、そこにすべてを収斂させ ようとしたのである。このように、天皇制を中心とした単一民族史観に立った柳田の 一国民俗学は、植民地の民衆には国民としての資格は与えず、もっぱら道徳的 で精神的な義務のみを強調している。

목차

1. 서론: 내셔널리즘(nationalism)론의 맥락에서 본 ‘일국민속학’
 2. 야나기타의 국가관: 메이지시대의 ‘가족국가관’과 야나기타의 국가․향토
 3. ‘일국민속학’의 창출과정과 이념 및 방법: 혼합민족설에서 단일민족설로
 4. 민족적 정체성(national identity)과 고유신앙
 5. 결론
 日文要旨

저자정보

  • 임경택 전북대학교 일어일문학과 교수

참고문헌

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