원문정보
초록
영어
In this paper, we examine the transformation process of the central motifs of the legend of Mmuyoung Tower "Mmuyoung Tower " of Hyun Jin-geon, and the value of Korea discovered by Japanese research group and a relationship with a Japanese translation. The basic structure of the legend of Mmuyoung Tower was embodied in "The Legand of Gyeongju" translated by Osaka Kintaro and the nature of the characters, naming, the strengthening of narrative structure were embodied in Hamaguchi Ryoko's "Play Muyoung Tower Story" during the colonial period. Hyun Jin-geon's took over the basic structure, character, motifs of thouse in "Mmuyoung Tower" and was to implement a nationalism by setting a hero to Baekje people. However, Hyun Jin-geon's nationalism is consistent with the colonial ideology of Japan. As described above, in the process of transformation of Korean tradition literary, we could glimpse the politics inherent in the colonial translation.
일본어
本論文では玄鎭健の長編小説『無影塔』の中心モチーフである無影塔(釋迦塔)伝説の変容過程を検討し、植民地時期日本人研究者の朝鮮古代研究と朝鮮価値の発見、それから日本語翻訳との関係を検討した。 その結果、釋迦塔伝説の基本構造即ち石工と彼の妻の悲恋のモチーフは、植民地時期大阪金太郎の『慶州の伝説』ではじめて現れ、具体的な登場人物の性格、名付け、相好関係など人物造形や芸術至上主義としての叙事構造の強化は浜口良光の「戯曲無影塔覃(1場)」ではじめて現れていることが分かった。それから、玄鎭健の無影塔はそのような恋愛小説やと藝術至上主義小說のモチーフ、登場人物の造形などを援用し、主人公を夫餘(百濟)人として設定することによって、「民族主義思想」を具現していることが確認できた。 しかし、玄鎭健の具現している民族主義とは、唐(中國)への事大主義を排撃し、新羅固有の國仙徒(花郞徒)の士気をふるい起こし尙武之風を養うことによって昔の三国時代の領土を取戻し、統一新羅の国民として統一以前の民族を同腹の兄弟のように思い和合を図るべしというものであった。このような玄鎭健の民族主義は中日戰爭を起し、內鮮一體・日鮮同祖論・大東亞共榮圈などのイデオロギーをもって五族協和を図り、朝鮮民族に天皇の忠良な臣民として国民道徳を強要して戦争に動員しようとした、日帝の殖民支配イデオロギーと合している。 以上のように、玄鎭健が無影塔で具現した民族主義というものが結局は日帝の植民地支配イデオロギーの反復であったという事実は、玄鎭健の『無影塔』が大阪金太郎の『慶州の伝説』や浜口良光の戯曲─植民地支配イデオロギーの根幹をなしている日鮮同祖論を裏付け支配の正当性を見つけようとする日帝の古代史研究や古蹟調査の脈絡で見つけられ翻訳された朝鮮の文芸物─に頼っている事実と無関係ではないと思われる。即ち、朝鮮の伝統文芸物・文化の価値が日本人研究者によって発掘され再創造され日本語に翻訳され、またそれが韓国人作家によって援用される過程で、植民地翻訳に内在する政治性の一端─支配イデオロギー開発の必要性によって構築された植民地学知が被殖民地作家の作品創作に転移される様相─が窺われた。
목차
2. 무영탑 전설의 변용 과정과 일본어 번역
2.1. 무영탑 전설의 변용 과정
2.2. 무영탑 전설의 일본어 번역
2.3. 하마구치 료코의「희곡 무영탑담(1장)」과 『무영탑』의 서사구조 강화
3. 일본이 발견한 백제・신라의 가치와식민지 학지의 구축
4. 현진건의 『무영탑』의 갈등구조와 민족의식
5. 결론
[參考文獻]
<要旨>