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空間語彙の教育方法における一考察 -「手前」と「先」を中心に-

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공간어휘の교육방법における일고찰 -「수전」と「선」を중심に-

奥山洋子, 石井奈保美

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초록

일본어

空間語彙「手前」と「先」の習得のための問題点、および効果的な教育方法を探ることを研究目的として、2つの調査を実施した。まず、「手前」と「先」の韓日間の差異の意識化を図った学習者を実験群、特に意識化させなかった学習者を統制群とした。両群の口頭試験の結果を比較分析し、授業において空間の捉え方を意識化させることの効果を検証した結果、自発的発話による出現数にはほとんど差が見られず、またその数自体も少ないことから、学習者の使用語彙としての定着には至らなかったと結論付けられた。しかし、誘導的質問や確認を行なった実験群18人中の12人の学習者から「手前」あるいは「先」が確認されたことから、理解語彙としての定着は評価できるのではないかと考える。一方、日本に留学中の韓国人大学生に「手前」「先」に対する空間の捉え方、および韓日間の表現の違いについてインタビュー調査を行った。その結果、「手前」も「先」も全く出現しなかった。したがって、韓国在住の学習者にとってだけでなく、留学生にとっても「手前」「先」は使用語彙にはなりにくいことが明らかになったと言えよう。しかし、韓国語を使用するときと日本語を使用するときでは、辞書的意味が同じ語彙だけではなく、異なる語彙を選択する場合もあったため、その選択した語彙と投影方法の選択を自分たちなりに関連させ合っていたと考えられる。また、日韓間の投影方法と語彙の選択の組合わせにおける差異にはすでにある程度気づきは起きているものの、日本語の投影方法に合った「語彙」をまだ習得できていない。さらに、理解語彙にとどまっている「手前」「先」のどちらが反射投影で、どちらが移行投影なのかについての気づきはまだ明確に起きてはいず自信もないため、使用語彙になりにくいと考えられる。以上の結果から、韓国における教育方法を提案をする。(1)学習者自身がどのような参照枠を用いているのか意識化させ、同時に同じ韓国人であっても異なる参照枠を用いている場合があることを意識化させる。(2)学習者自身の投影の仕方を各自確認させ、それを意識化させる。(3)日本人の多くが使用している参照枠と投影方法を理解させ、意識化させる。具体的には、相対的参照枠、「手前」は反射投影、「先」は移行投影。(4)ある空間について学習者自身の参照枠と投影の仕方に一致する日本語の語彙をさがさせ、通じるかどうか確認させる。(5)多様な地図を用いながら実際に使用させてみる。

목차

1. はじめに
 2. 空間認知・空間概念における先行研究と理論
 3. 韓国在住の韓国人大学生の調査
  3.1 調査の手続きと実践授業の概要
  3.2 口頭試験における「手前」「先」の出現
  3.3 学習者の発話データに現れた特徴
 4. 日本に3年間留学中の韓国人大学生へのインタビュー調査
  4.1 調査の手続きと発話結果
  4.2 日本語発話の分析
  4.3 韓国語発話の分析
 5. 考察
 6. 日本語教育に向けて
 [參考文獻]
 <要旨>

저자정보

  • 奥山洋子 同徳女子大学校 日本語科 副教授 社会言語学, 日本語教育
  • 石井奈保美 同徳女子大学校 日本語科 専任講師, 日本語教育

참고문헌

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