원문정보
초록
일본어
本稿は、雨森芳州著『交隣提醒(1728年成立。以下、本書)について、日本語学の立場から考察したものである。まず、本書では「共」「間敷」「度」のような宛字が、22種、259例使われている。しかしこれらは本書だけのものではなく、本書以前や以後にもよく使用されたものである。ただ宛字の使用が多いのは、本書が公文書であるがゆえに漢字が多用されたため生じた結果であると考えられる。第二に、本書は漢字と仮名を混用して書かれた、日本語語順の文章である。それにも関わらず返讀を要するものが1033例確認される。特に「不」「可」「被」を含む語句が中心である。これは一次的には候文と関連があり、ひいては變體漢文と関連がある。本書は構文の接続と文末の終止に「候」が使われる一種の候文であるが、變體漢文ではなく日本語文である。本書に返讀を要する例が多いことは庭訓往来のような典型的な候文である「變體漢文である候文」の要素が現れたものと判断される。また、その用例が敬語表現とともに使用された例が多いことにも注目すべきであろう。第三に、本書では漢語の右側、あるいは左側に振り仮名を記入したところが78例確認される。振り仮名の内容が朝鮮語の場合が7例で、日本語の場合、右側に記入された例が63例、左右共に記入されたものが8例ある。朝鮮語や外来語で読まれる語を明示するために、あるいは比較的難読の四字漢語に振り仮名を記入したものについては、その記入の意図が納得できるが、振り仮名の記入が必要不可欠であったとは考えられない例も少なくない。第四に、漢文に訓點が記入されたもの22例について考察した。朝鮮の文書や中国の古典から引用したものが7例、強調のためと考えられるものが5例あり、残りの9例はどちらにも属しないものである。用例を内容の面から見ると、「正当な根拠あるいは正しい指針の提示」および「前の内容の要約」が多い。これは漢文の持つ簡潔性や権威を通じて文体上の集中と伝達の効果を意図したものと考えられる。
목차
Ⅱ. 본론
1. 宛字
2. 返讀을 요하는 한자구
3. 振り仮名
4. 訓點이 기입된 한문구문
Ⅲ. 결론
[參考文獻]
<要旨>