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日本語の「テクル」構文と「テクレル」構文については、これらの持つ意味用法が多岐にわたるので数多くの先行研究が存在する。しかし、両構文の相関関係についてはあまり研究されてきていないのが現状のようである。本稿は益岡(1997)の<外的関連>という観点から「テクル」構文と「テクレル」構文を対象とし、其々の類似性と相違点についての考察を行った。この両構文はある程度まではパラレルに文法化の度合いによる意味の変化を示すことが可能であった。すなわち、<空間移動>、<心理移動>、<抽象化された事態の移動>といった文法化の度合いは共通するが、それぞれの対象なり意味等が異なるのみである。すなわち、<空間移動>においては「テクル」が<主体>、「テクレル」が<客体>の移動を表し、<心理移動>においては「テクル」が<迷惑>、「テクレル」が<受益>を表すようにパラレルな関係が成立する。<迷惑><受益>を相互補完的な意味機能を表していることを明白にするために、本稿では<+NEGATIVE><+POSITIVE>のように表した。しかし、もっとも文法化の進んだ例においては、パラレルな対応は成り立たなかった。其々「テクル」は<時間移動>を、「テクレル」は<恩恵の移動>を表し、これらを<抽象化された事態の移動>として取りまとめた。これを<表>にまとめると、以下の通りである。
목차
0. 考察の対象と目的
1. 構文相互間の関連性
2. 「テクル」構文と「テクレル」構文の文法化の概観
2.1 「テクル」構文
2.2 「テクレル」構文
3. 「テクル」構文と「テクレル」構文の相関関係
3.1 空間移動
3.2 心理移動
3.3 抽象化された事態の移動
3.4 「テクル」構文と「テクレル」構文との相互承接
4. まとめ
<要旨>
1. 構文相互間の関連性
2. 「テクル」構文と「テクレル」構文の文法化の概観
2.1 「テクル」構文
2.2 「テクレル」構文
3. 「テクル」構文と「テクレル」構文の相関関係
3.1 空間移動
3.2 心理移動
3.3 抽象化された事態の移動
3.4 「テクル」構文と「テクレル」構文との相互承接
4. まとめ
<要旨>
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