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경어표현「お~です」형に관する일고찰 -「お~です」형の기능성を중심として-
초록
일본어
敬語には種類が多く、各種類にも様々な表現形式がある。同じ種類の中にも、高い敬意を表わすものから低い敬意を表わすものまで、多様な形式がある。それに、発話時の状況と相手に従い、適合した種類の表現を選択して話さなければならないので、敬語表現は難しいとされている。話し言葉における敬語表現の現在の状態を調べる過程で、現代敬語では、敬語使用そのものが丁寧語化する傾向がみられると言われている。このような傾向は敬語使用の「簡略化」と「単純化」とへ繋がっていくだろう。丁寧語である「マス」・「デス」の勢力の進出を考察した上で、本論文のテーマである「お~です」形の機能性についての考察の結果をまとめると下のようである。 1.⌜お~です⌟形は、名詞の形をとって、状態性と動作性とを表わすことができる。 2.⌜お~です」形は、テンス的には、過去と非過去(現在・未来)とを、アスペクト的には、完成相と継続相と完了相と始動相などを表わすことができる。 3.状態動詞(<テイル>の形しかない動詞)を除けば、⌜お~です」形は一つの形態で「お~になる⌟,「お~になっている」,「お~になった」を表わしている。テンスから解放されていながら、アスペクトの意味も実現しているのである。この他にも「お~です」形の活用形である「お~ではない⌟,「お~でしょう⌟,「お~でしたら⌟,「お~でなければ」の場合も「お~になる」形の活用形とスムーズに置き換えができると言える。上記の三つの機能性に加え、「お~です」形は「お~になる」に準じるぐらいの敬度を持っているコンパクトな語形として、敬語使用の「簡略化」の傾向に応じ、これから勢力を広げていくと考えられる。⌜お~です」形は扱われる範囲も広くて簡潔な生産性の高い敬語表現である。「お呼びになっていらっしゃる」や「呼んでいらっしゃる」のような長い言葉が「お呼び」だけで表されてしまうことになるので、この語法はかなり便利である。便利だけではなく、全部を言いきっていないものの余韻が感じられ、品のある尊敬語だと思われる。ちなみに、相手に問い掛けたり、念を押したりする時にもよく使われる。短い一つの語形で多様な機能を果たしている。発話時の状況に応じて、多様なテンスとアスペクトの意味などを表わしうる。このような機能を帯びている「お~です」形についての本格的な研究はこれからであると思う。
목차
1.1 研究目的
1.2 研究対象
2. 先行研究
2.1 辻村 (1991)
2.2 金田一 (1950)
2.3 菊地 (1994)
2.4 盧 (2007)
3. 「お~です」形の機能性
3.1 動詞分類について
3.2 「お~です」形のテンスとアスペクト
3.3 「お~になる」形との互換性
4. おわり
[參考文獻]
<要旨>
