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自然の脅威と理想郷 - 「グスコーブドリの伝記」を中心に -

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자연の협위と이상향 - 「グスコーブドリの전기」を중심に -

朴京延

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초록

일본어

1933年に生を終えた賢治にとって1932年に書かれたこの作品は特別な意味を持っている。賢治の人生の後期における岩手県松川村東北砕石工場での生活は自分の病状との闘いでもあった。賢治にはもう一つ、飢饉、冷害、凶作などや農民指導との闘いがあった。これらは全て農民を考えてのことだった。「グスコーブドリの伝記」の主人公のブドリの人生は明治·大正·昭和の歴史そのものとも言える。この作品の内容を自然の環境、社会的な影響、歴史的な背景の側面と、この作品を支えている二つの大きな要素である自然の脅威と理想郷から主人公が選んだ最善の道に辿り着いて行く過程を研究した。本稿では、作品の中でも大きなテーマとなっている自然の脅威に関し、火山の噴火、冷害、それに伴う飢饉の問題に絞って考察した。この論文の題である自然の脅威と理想郷の自然の脅威は現実、理想郷は希望である。その中の理想郷は自分のためではなくて農民のためにつくろうとした理想郷である。ネリとの再会も自分の希望の一つである。ネリがいなくなったのが現実として事実であるなら、再会したのは希望の実現の表れでもある。現実の妹のトシ子には再会できない。賢治の強い情念がネリとの再会を作品の中で実現させたと思われる。テーマである理想郷の中に自分の理想としての妹の再会を描いた。賢治の最後の作品であるといわれる「グスコーブドリの伝記」が作品として安定感をもつように見えるのも自己犠牲に対する様式である。自己の身体を火山の中に投ずるというブドリの情念は賢治世界の最後の観念を形象化されていたはずである。この作品の中での自然の脅威、火山の噴火、冷害、それに伴う飢饉を克服して賢治の理想郷であったイーハトーブを設立していく過程が表れ、その過程の中でいろんな工夫と作者の意志が見られた。

목차

1. はじめに
 2. 自然の脅威について
  (1)  火山の噴火とクーボー大博士
  (2) 冷害対策としての潮汐発電所
  (3) 飢饉の解決策
 3. 理想郷の実現
  (1) 作品の中のイーハトーブ
  (2) ネリとの再会
  (3) 自然の脅威を越えるための選択肢
 4. おわりに
 [參考文獻]
 <要旨>

저자정보

  • 朴京延 박경연. 柳韓大学 産業日本語科講師, 日本近代文学専攻

참고문헌

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