원문정보
「영상メディア」を용いた 「대우コミュニケーション교육」の시み
초록
일본어
筆者は、学習者が日本語を学ぶ最終目的の一つとは、「居心地の良い人間関係を築くこと」であり、それを実現するために、「待遇コミュニケーション教育」が必要であると考える。そこで、本稿では、「待遇コミュニケーション教育」の試みとして、「待遇コミュニケーション」能力の育成を目指した教室活動をデザインし、日本語教育現場で実践調査を行った。今回は、「映像メディア」を材料として用いたが、その一連の教室活動が、学習者の「待遇コミュニケーション」能力の育成において、どのような働きかけをしていたのかを学習者一人ひとりの語りから明らかにすることが本稿の目的である。教室活動の流れは、①登場人物の台詞が部分的に消去された「映像メディア」を見て、気づいた点(人間関係、場、登場人物の気持ちなど)を書く→②登場人物の立場になって、消去された台詞を推測し、ワークシートに書く→③自分が生成した台詞とその理由について、他学習者と話し合う→④話し合い後、「適切さ」を考え、再度台詞を生成するの4段階にまとめられる。学習者は、この一連の教室活動を通して、「待遇コミュニケーション」の様々な要素に目を向けながら、消去されている台詞を自分の言葉で生成し、他学習者との話し合いを通して、台詞の「適切さ」をそれぞれの要素と関連して、判断・修正することになると仮定した。授業後、学習者に半構造化インタビューを実施したが、その文字化資料を用いて、「待遇コミュニケーション」能力の育成につながったと思われる部分を抜粋し、学習者の語りのエッセンスが共通するものをグループ編成し、カテゴリー分類を行った。その結果、学習者の「待遇コミュニケーション」能力において、①「待遇コミュニケーション」に関わる要素の認識及び判断②「待遇コミュニケーション」における「適切さ」の追求③「待遇コミュニケーション」におけるストラテジー獲得の点に影響を与えていたことが明らかになった。
목차
2. 「待遇コミュニケーション教育」
3. 「待遇コミュニケーション教育」における 「映像メディア」の可能性
4. 実践調査
5. 分析と考察
6. おわりに
[參考文獻]
<要旨>
