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韓国語を母語とする日本語学習者の表現教育のための日本語の条件表現の実態調査 - 韓国人日本語学習者を対象に -

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한국어を모어とする일본어학습자の표현교육のための일본어の조건표현の실태조사 - 한국인일본어학습자を대상に -

金慶恵

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초록

일본어

本稿では、日本語を専門とする韓国人の大学生96名を対象に、日本語の条件表現の習得状況の実態調査を実施し、その結果を分析した。条件表現を表す「ば・と・たら・なら」の共通の意味用法と個別の意味用法を総合した13の領域における例文、50項目を提示し、適当な表現形態を複数で選択ができるようにした。その結果、意味用法としては定着していないが、日本内で反復性の構文に頻繁に現れるようになった「たら」が韓国人の日本語学習者の選択でも、一般的な条件ばかりでなく、真理のような既定事実的な条件を表す場合においても選択されていることから、何らかの形で日本内の傾向に関する情報を得ているものと考えられる。このような現象が現れたのは、日本語の条件表現の学習が意味用法に準じてはいるが、日本語学習者が多方面に渡って日本語と接触し、正規の学習機関での学習に限らず習得が行われたためであると判断される。このような現象とは違って、各表現形態の意外な選択や間違った選択など、表現形態の選択の弁別力が劣るという結果も出たが、それは各表現形態の意味用法の学習の不安定によるものであり、正確な確認学習が必要と判断される。「と・たら」の事実的用法においても弁別力が劣るという結果が出たので、確認学習が必要であり、特に、「なら」の意味用法の特性の理解度は考えていたより低く、間違いも多く現れ、「なら」の意味用法に関する確認学習も必要と判断される。

목차

1. はじめに
 2. 実態調査の方法と質問項目の選定過程
  2.1 実態調査の方法と調査対象者
  2.2 「ば・と・たら・なら」の意味用法
  2.3 「ば・と・たら・なら」の意味用法と13の領域における質問項目
 3. 実態調査結果の分析
  3.1 韓国大学生の選択肢型における項目別選択頻度
  3.2 韓国大学生の選択肢型における項目別選択比率(%)
  3.3 調査結果の分析
  3.4 まとめ
 4. おわりに
 [參考文獻]
 <要旨>

저자정보

  • 金慶恵 김경혜. 仁川大学校 人文大学日語日文学科 教授, 日韓対照言語学, 日本語教育学

참고문헌

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