원문정보
초록
일본어
本稿では意志の有無⋅強弱という性質が言語現象の用法を究明するのに働いていることを説明した。意志とは目的のはっきりした考えやあることをしたいという思いなどを表す語であり、文における意志性とは動作主と話し手との関わりあいにより、その意味をはっきりさせる役割をする。話し手の意志によって使い分けられる文は、数多くあるが本稿では、格助詞や接続助詞の意志性が文においてどのように働いているのかについて調べた。なお、文における意志性を、ある対象や動作に対する話し手の焦点であるという観点から考察し、この話し手の焦点によって話し手は文らしさに関わる格助詞や接続助詞を選ぶという原理について考察した。文における意志の意味に関與するのは話し手、聞き手、動作主などが挙げられるが、各々の関係のあり方をより綿密に探ることによって真の意志の意味や性格を究明することができると考える。なお、本稿で、聞き手である話し手が求めている対象のことを「焦点(focus)」であるという立場から見て論を展開した結果、次のようなことが分かった。話し手の求める認識の対象に、「が」格が使われていないのは、話し手の強い意志が動作主体になる聞き手に対する配慮に欠けるように作用しかねないためである。なお主格を表わす「の」は前の名詞と後ろの名詞との密接な関係を表わすため、話し手はいつも二種類の名詞を同じ性質のものか関係のある性質として眺めている。その際、話し手は当然、話し手の焦点がぼけるような要素を除去し、結果的に「の」格と修飾される名詞句が離れすぎる場合は「の」格が使えない。話し手は格助詞が含まれている名詞句に対する強い認識を持つ場合、述語を省略することもある。さらに、格助詞が変わる場合、もとの文になかった他動詞が出現する現象は格助詞が文のムードに積極的に関わっているためでもある。接続助詞においても後件に話し手の意志の有無⋅強弱という性質によって使い分けられており、これが一つの事柄を表すのに複数の表現を存在するように働いている。なお動詞と補助動詞が表す意志性には主語や話し手の動作主に対する認識が深く関わっていることを明らかにした。
목차
2. 表現の多様性
3. 格助詞の意志性
4. 接続助詞の意志性
5. 動詞の意志性
6. おわりに
[參考文獻]
<要旨>