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초록
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本稿は旧約聖書 『ルツ記を読む内村鑑三の独特な読み方について彼の残した『貞操美 談路得記を分析しながら考察したものである。この作品を執筆していた当時の鑑三は、個人 的にはいわゆる 「不敬事件」の後、人生の一寸先の道さえ見えない暗黒の真っ只中に置かれて いた。にもかかわらず、将来への希望は失うことなく、忍耐しつつ三番目の妻を通して娘を得た 幸不幸の重なった時期であった。一方、時代社会的には日清戦争を間近にした現実の中、軍 国主義に走る祖国の実状を完全に把握できないまま、沸き上がる愛国心だけで気を揉んでいた 時期であった。結局、鑑三は後日、日清戦争の結果として明らかになった為政者たちの偽善と 偏狭な愛国心に絶望してしまう。 興味深いのは、そのような祖国の状況を予見したかのように、『貞操美談路得記を執筆しな がら作品を通して当時の日本社会にあふれていた、特権意識に捕らわれた偽善者たちの本質を 「パ リサイ主義」と言って告発している点である。鑑三はさらに家庭内でも自分の果たすべき任務は放 り投げて、「女権」、つまり女としての権利だけを主張する女性たちを 「パリサイ婦人」と呼んで、 非難して止まないのである。 結論的に、『貞操美談路得記は旧約聖書 『ルツ記』の登場人物の話を教訓として東西の 姑媳関係を照明し、家庭内人間関係のあり方を示した作品である。とともに、より根本的には隠 れて見えない日本の実際問題、すなわち男女を問わず、傲慢と偽善にとらわれ国を駄目にする 「パリサイ主義」的人間の危険性を厳しく警告した作品であるといえる。結局、「下に立つもの」に 比べ、一層 「パリサイ主義」に汚染された 「上に立つもの」をまず先に改革し、家庭や国家の 正常なあるべきあり方を回復しようとしたのが、鑑三の主張の核心であったといえよう。
목차
2. 『정조미담 룻기』가 탄생하기까지
1) 개인적 배경 및 연구사
2) 『정조미담 룻기』의 집필동기
3. 「바리새주의」- 일본이 처한 실제문제
1) “룻기” 4장과 『정조미담 룻기』의 末段
2) “룻기”-「바리새주의」의 해독제
4. 나오며
reference
abstract