원문정보
초록
일본어
裸潜水漁は日本と韓国を除けば、世界の他の地域では稀な職業である。済州経済を支えてきた裸潜水漁者=チャムスは、独特な漁法に女性だけが従事しているという特異性からのみ着目されているのではない。彼女たちは済州島の歴史と文化を映し出す対象であり、対外的に済州島の独自性をアピールする存在としても意義づけられている。しかし、こうしたチャムスへのまなざしからは、彼女たちが生きてきた生活世界のありようが見えにくい。韓国におけるチャムス研究は、民俗学や生態学、地理学といった分野で蓄積されてきた。チャムスの総数や採集物、道具などについて詳細な記述が始まったのは、日本の植民地期以降である。解放後もその体系は引き継がれ、身体能力的側面と社会構造的側面への分析が主であった。さらに本土中心の視線によって、チャムスが経済の主体であり家事・育児もすることから、「強靱な女性」という神話が構築されてきた。こういった着眼点からは、裸潜水漁に従事する人びとを、海域を生業の場とする生活者として捉えるという視点がこぼれ落ちてしまう。本稿では、歴史的なダイナミズムのなかでチャムスたちがいかなる生活世界を生きてきたのかを、人びとの生活経験に寄り添いながら捉えてみよう。済州島チャムスは強靱にならざるを得ない社会的歴史的環境を生きてきた。本稿ではまず、日本の植民地支配下での資本主義市場経済導入、そして解放後における朝鮮半島情勢、日本と朝鮮半島との関係変化という外部環境に対応しながら、チャムスたちが活動領域を拡大せざるを得なかった背景を概観する。そのうえで、日帝期、済州島チャムスたちの国外への出稼ぎ経験とはどのようなものだったのかを考察する。
목차
第1章 日本の植民地支配と済州島の海
第2章 海産物の商品化
第3章 出稼ぎ賃金労働としての裸潜水漁業
第4章 拡張する漁場
第5章 出稼ぎ出漁をしたチャムスたち
おわりに
参考文献
要旨
