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日本人は「在日朝鮮人問題」をどう考えてきたか ― 現代日本における排外主義の歴史的前提 ―

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How did Japanese think of ‘Zainichi Korean problem’ - Historical background of contemporary Japanese anti-foreignism -

外村大

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초록

일본어

本稿では近年、在日朝鮮人に対する排外主義的扇動が激しくなっていることの歴史的前提について考察を行った。具体的には日本人が在日朝鮮人をどのよう認識していたのかを、戦前を含めて概観した。明らかにしたのは次の点である。 まず、日本人は戦前においても在日朝鮮人を自分たちの共同体の一員とし対等な存在と見ていたわけではなく、戦後に朝鮮が分離されると、彼らを厄介者扱いし露骨に排除していった。しかし1960年代以降、日韓․日朝関係で緊張対立の要素が薄れ日本の高度経済成長のなかで総中流意識を日本人が持つようになった「相対的に良好な環境」の中では在日朝鮮人の処遇改善がある程度進んだ。ただしその時期においても文化やアイデンティティを維持した民族集団としての在日朝鮮人の存在が認められてわけではなく、日本人は「準日本人」として彼らに対する民族差別撤廃を許容していたと言える。1990年代以降の多文化共生の施策展開のなかでも在日朝鮮人の独自の条件を踏まえた日本人との民族関係の改善が進んだわけではなかった。しかも「相対的に良好な環境」は崩壊に向かった。このことが、今日の排外主義扇動の前提となっている。つまり在日朝鮮人は「反日国家」とつながり、「厄介な歴史問題」を提起し、外国人なのに日本の公共サービスを享受している人びととして捉えられているのである。

목차

1、研究状況と本稿の課題
 2、戦前における日本人中心主義と単一民族社会志向
 3、戦後秩序形成と社会的排除
 4、1960年代以降の「相対的に良好な環境」
 5、民族的要求への反発と「準日本人」としての差別撤廃
 6、多文化共生論の限界と「相対的に良好な環境」の崩壊
 7、まとめと今後の課題―新しくて古い問題としての排外主義―
 参考文献
 要旨

저자정보

  • 外村大 TONOMURA Masaru. 東京大学大学院總合文化硏究科 准敎授

참고문헌

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