원문정보
초록
영어
This study aims to seek an explanation for Japanese
일본어
本研究の目的は、日本の職場で働く3名の韓国人ビジネス関係者(以下、KB1、KB2、KB3)が行う昼食の勧誘過程に焦 点をあて、各自が用いる日本語の「インターアクション能力」と、これによる「会話上の交渉や役割交渉」の一端を解明す ることである。各自に対し、インターアクション・インタビューを行い文字化した後、解釈的アプローチによる分析考 察を行った。その結果、KB1は、メディアから芸能界、化粧品に関わる社会文化的知識や情報を蓄積しており、これら は同僚との勧誘時の「言語上の意味」「インターアクションの意味」「専門的知識」に関わる会話上の交渉(「CN-PM」「CNIM 」「CN-EX」)を円滑にしていた。その過程の中で、食事に対し「希望」のメタメッセージを伝え合いつつ「私的で親し い関係のフレーム」が形成された。同時に、「勧誘者(KB1)」と「披勧誘者(同僚)」という暫定的な会話上の役割が交渉さ れ、これが勧誘過程に正の影響を与えていた。次に、KB2にとって、同僚との間に、仕事と食事の優先順位に関する相 異認識によるストレスと、これによる勧誘行動の困難がみられた。このストレスの軽減について、相互は上述の相違認 識に絞り、理解し合うための交渉(CN-EX)を行い、円滑に進めば軽減の可能性がある。最後に、KB3から料理や食堂の 選定に関わる確認ストラテジーによる「やり取り式勧誘」と、体調考慮による「推し量り式勧誘」が観察された。両方式と も、言語や非言語的要素による伝え合い(CN-IM)が共通する他、特に、後式において、KB3と同僚は体調の察しによる「対 等で私的な同僚関係のフレーム」形成と同時に、「勧誘者」と「披勧誘者」の会話上の役割を交代に交渉しつつ勧誘行動 を行っていることが観察された。
목차
2. 主題語の相関関係
2.1 インターアクション能力と食事勧誘行動
2.2 会話上の交渉及び会話上の役割交渉
3. 先行研究
4. 調査概要
4.1 データ収集方法及び協力者
4.2 分析方法及び理論的枠組み
5. 調査結果
6. KB1にみられる食事勧誘時の会話上の交渉や役割交渉
6.1 社会文化的文脈の理解
6.2 分析
6.3 考察
7. KB2にみられる食事勧誘時の会話上の交渉や役割交渉
7.1 社会文化的文脈の理解
7.2 分析
7.3 考察
8. KB3にみられる食事勧誘時の会話上の交渉や役割交渉
8.1 社会文化的文脈の理解
8.2 分析
8.3 考察
9. まとめと今後の課題
參考文獻
<要旨>