원문정보
초록
영어
This research is conducted with the purpose of proposing the academic idea to framework for the higher education institutions in present Japan. The higher education institutions were subject to the influence of an education policy, and have changed. As a result, the border of the higher education institutions became vague. As the first step to clear the problem, the author tried to clarify the expansion and the diversification of the universities characteristics in Japanese higher education policies. As a result, there was not the change of the universities characteristic in Japanese higher education policy. But, the author elucidated that the factor of change was in a relation of the universities and the professional training colleges.
일본어
日本の高等教育機関は,多くの政策の影響を受け,さまざまな変化を遂げてきた。その結果,日本の高等教育機関は量的拡大とともに多様化が進んできたが,その一方で,同じ資格取得を目的とする大学と専門学校が存在するなど,境界があいまいになってきている問題が生まれた。このような現状を踏まえ,日本の高等教育機関は,多方面からそれぞれの機関の目的の整理,役割分担が求められている。そこで本稿では,現在の日本の高等教育期間が抱えている問題の一つである境界のあいまい化解消の為の学校種の整理に向け,高等教育および大学に関する政策に焦点をあて,法律上の定義の変化,量的拡大と政策の変化,質的保障,特質の変化の視点から分析を行った。その結果,大学の特質には変化がみられなかったが,一方で量的拡大による対応のあり方に関する政策および大学と専門学校の関係性に変化があることがわかった。加えて,大学の量的拡大に関する政策は,社会からの様々な影響を受けた結果,大学の質を守るための設置抑制から,緩和,抑制撤廃へと変化し,政策における大学の質の守り方も,排除や抑制から対応のあり方へと変化する一方で,大学が専門学校の分野に参入し,専門学校の教育も大学の教育と同等と認められるようになったことで境界のあいまい化が生じたことを解明した。
목차
2. 現在の日本における高等敎育機關の種類と法的位置づけによる分類
3. 法律上の定義の變化
4. 量的擴大と政策の變化
5. 質的保障
6. 境界のあいまい化の要因
7. おわりに
【參考文獻】
<要旨>