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<在日>文学との出会い - 磯具治良-の<在日>文學論とその文學

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Encounter with Zainichi Literature - Concept of Zainichi Literature by ISOGAI Jiro and his Literary Works

<재일>문학との출회い - 기구치양-の<재일>문학론とその문학

浮葉正親

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초록

일본어

本稿では、まず磯貝治良の<在日>文学論の特徴を川村湊の在日朝鮮人文学論を対照しながら明らかにする。磯貝と川村は在日朝鮮人文学の主な作家を三世代に分け、その変化を説明するが、新しい世代の文学の変化について、磯貝が変容と継続を強調するのに対し、川村は解体と日本文学への回収を示唆する。磯貝は作家として<在日>文学が生まれてくる現場を見据えており、一部の作家の動向から在日朝鮮人文学の終焉を宣言する川村に同調することができないのである。次に、磯貝の50年以上にわたる文学活動の概略を示し、初期(1960年前後)の作品にはまだ<在日>が登場しないこと、そして1980年代半ばから1990年代にかけて自身の<在日>体験を掘り下げることで、「根生い」の存在という独自の在日朝鮮人観を獲得していくことを明らかにした。

목차

1.はじめに
 2. <在日>文学とは何か
  2.1 磯貝治良の<在日>文学論:在日朝鮮人文学から<在日>文学へ
  2.2 川村湊の在日朝鮮人文学論:在日朝鮮人文学から「在日する者」の文学へ
  2.3「変容」か「解体」か
 3.磯貝治良とその文学
  3.1 在日朝鮮人作家を読む会結成(1977年)以前の文学活動
  3.2 初期の作品における朝鮮人の描かれ方
  3.3 在日朝鮮人文学との出会いと「在日体験」 磯貝は、在日朝鮮人文学との出会いを次のように語っている(磯貝2010:76)。
 4.おわりに:「ディアスポラ文学」への懐疑
 参考文献
 Abstract

저자정보

  • 浮葉正親 Ukiba, Masachika. 名古屋大学留学生センター 准教授, 文化人類学・民俗学専攻

참고문헌

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