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近年アジア地域におけるクルーズ観光の拡大傾向が著しい。これらの傾向に応じ、韓国の政府をはじめ済州・釜山などの地方自治体ではクルーズ観光誘致に力をいれている。しかし、現在までの先行研究はクルーズ産業振興のための政策研究がほとんどであり、クルーズ観光者を理解するための研究は限られている。本研究はライフスタイルを用いて韓国を訪問する日本人クルーズ観光客の市場を細分化し、その特性を明らかにすることを目的としている。また、その結果を踏まえて韓国のクルーズ観光の活性化のためのマーケティング視点での示唆点を提示することを目的とする。研究の目的を果たすため、済州島を訪れる日本人クルーズ観光客を対象としてアンケート調査を実施しており、有効なアンケート178部を統計分析に用いた。分析は度数分析、因子分析、信頼性分析、クラスター分析、判別分析、カイ二乗分析等が行われた。分析の結果、ライフスタイルは3つの因子に抽出されており、それぞれ社会志向(FA1)、自己実現志向(FA2)、経済的安定志向(FA3)である。3つの因子を用いてクラスター分析を行った結果2つのクラスターが形成されており、それぞれ社会志向型(クラスター1)、自己成長型(クラスター2)である。各細分市場の特性をまとめると次のようである。まず、社会志向型は人口統計的特性では40歳代以下の若い世代であり、観光者行動的特性ではクルーズを2回以上搭乗し、インタネットや知人、雑誌・ガイドブック等幅広い情報源を用いててクルーズ観光に関する知識を得ている。家族、恋人、友人・同僚などと一緒に旅行しており、寄港地では個人旅行を行う傾向がつよい。自己成長型は40歳代以上の年配者であり、クルーズは初めて搭乗し、クルーズに関する主な情報は旅行会社を通してえている。また、1人で旅行する傾向が強く、寄港地では旅行会社の企画したパッケージツアーを利用している傾向がつよい。研究の結果、ライフスタイルはは意味あるクルーズ細分市場を導くのに有効な基準であることが明らかになった。結論では、クルーズ市場別のマーケティング戦略、研究の意義や課題などが記述された。
목차
1. はじめに
2. 理論的考察
2.1 日本人のクルーズ観光
2.2 ライフスタイルと市場細分化
3. 研究方法
3.1 研究の課題
3.2 アンケート項目の構成
3.3 データー収集及び分析方法
4. 実証分析の結果
4.1 調査対象者の概要
4.2 ライフスタイル変数の信頼性と妥当性の検証
4.3 ライフスタイルによるクルーズ観光客の市場細分化
4.4 細分市場別の特性
5. 終わりに
【参考文献】