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旗田巍と『朝鮮史』(1951年)―「人間のない歴史」を超えて―

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기전외と『조선사』(1951年)―「인간のない력사」を초えて―

高吉嬉

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초록

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旗田巍は、戦後日本において先駆者あるいは開拓者として、朝鮮史研究をリードしてきた人物である。彼が朝鮮戦争の最中に刊行した『朝鮮史』(岩波全書、1951年)は、戦後日本の朝鮮史研究はもちろん韓国の歴史学界に大きな影響を与えた著作である。戦後日本の新しい朝鮮史研究の視座を提示し、南北統一への願いが込められた『朝鮮史』は、現在においてなお示唆する点が多く、その意義を失ってはいない。日本では2002年9月から、北朝鮮をめぐって拉致問題に続き核開発疑惑が浮上したことで、北朝鮮バッシングが異様に高揚し様々な議論が展開されてきた。それが日本の危険なナショナリズムを伴った新保守主義化の興隆を勢いづけ、北朝鮮と韓国のイメージを二極分化させる結果を招いたきらいがある。そのような趨勢のなかで、いったいこれから日本は朝鮮半島をどのような視点から捉え、朝鮮半島の安定と平和を軸に据えながら東北アジアの安定・平和・繁栄をどのように追求していこうとしているのか。いま日本は、北朝鮮との関係をめぐってその曲がり角に立っている。そこで本研究では、朝鮮半島を二分して眺める日本人の眼差しを俎上にのせながら、朝鮮戦争の最中に刊行された『朝鮮史』に立ち返って、そこに込められた旗田巍の思いを浮き上がらせることを試みている。さらに、戦後日本社会における朝鮮戦争認識を検討することで、それが韓国人の旗田巍評価に与えた影響を考察し、最後にこれからの日本が朝鮮半島と付き合っていくための視座を提示している。

목차

要旨
 1.はじめに
 2. 戦後における新しい朝鮮史研究の開拓
  2-1.『朝鮮史』(1951年)の刊行まで
  2-2. 戦前の朝鮮史研究批判と新しい視座の提示
 3. 朝鮮半島の平和的統一への願い
  3-1. 朝鮮戦争による朝鮮人の苦悩への共感
  3-2. 朝鮮戦争と日本
 4. 旗田巍の『朝鮮史』と韓国・朝鮮
  4-1. 旗田巍に対する韓国の信頼と尊敬の眼差し
  4-2. 韓国人の旗田巍評価と『朝鮮史』
 5.旗田巍と分断朝鮮への眼差し
 6. おわりに
 【参考文献】

저자정보

  • 高吉嬉 고길희. 일본 山形대학 지역교육문화학부 준교수

참고문헌

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