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초록
일본어
日本語学習者のカタカナ教育における問題を把握するため、韓国の大学で日本語を学んでいる学生を対象にカタカナ教育についての調査を行った。大学においては2割弱程しか特別な教育は行われていないというのが現状であり、約8割の学生がカタカナ表記の特別教育の必要性を感じていた。また、学習者はこの国際化時代の外来語の増加を敏感に受け止めており、実際日本で使われている外来語を含む、カタカナ語の多さに対応できる教育を望んでいることがわかった。望んでいる内容は、外来語をカタカナ表記するときの発音の変化に対する法則であった。今回の調査から、学習初期の段階ではまだ「外来語表記のための音韻のカタカナ表記指導」という特別教育はふさわしくないと思われるが、外来語の増加を敏感に受け止めていることから、教科書以外の時事的な教材によってカタカナ表記に対して興味を持たせるという方法を導入する必要があると言えよう。
この結果から、カタカナ教育の問題点は①カタカナを学習する際の時間不足、②ひらがなを主に
展開された教科書の構成、③外来語のカタカナ表記に対する教育者の認識不足にあると考えられる。
さらに具体的にどんな教育が必要であるかを考察するため、誤用表記の分析を行った。韓国語と
日本語で音韻体系の違う子音の[f]に関して、その法則を学習するかしないかで、誤用表記の種類に
違いが見られた。韓国語の子音「ㅍ」が英語の子音[f]と[p]の両方に対応していることの問題点を
指摘して説明をした内容が習得されたと言える。この結果から、カタカナの特別教育を実践する具体
的な方法として、韓国語との音韻比較による説明が重要であるということが明らかになった。
従って、効果的なカタカナ教育のためには、①ひらがな先習のシラバスの再検討、②文字導入後
のカタカナ指導法の開発、③音韻対照の違いからのカタカナ表記教育の導入、④初級教科書におけ
る外来語の提出増加と厳選が必要であると考える。
목차
1. はじめに
2. カタカナ教育の必要性
2.1 調査概要
2.2 カタカナ表記の特別教育の経験について
2.3 カタカナ表記の特別教育の必要性
3. 誤用表記の分析
3.1 調査対象者の概要と方法
3.2 誤用分析の結果
4. おわりに
【参考文献】