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源氏物語の研究-頭中将の「いどみ心」をめぐって-

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A study of GENJI MONOGATARI- TOUNOCHUUJOU -

金容珣

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초록

일본어

頭中将という人物を考えるについて、見逃せない要素がある。それは、物語中にもしばしば描かれる「いどみ心」である。頭中将固有の性質である「いどみ心」がどのような性格をもつものかをもう少し深く考えることによって頭中将という人物が見えてくるのではないかと思う。源氏とは、親密な仲である頭中将は帝の寵愛を一見に受けて、他の親王ですら対抗することができない源氏にたいして「いどみ心」をもつのである。つまり頭中将が、自分を、身分的に源氏に劣るものではないと考えているからであろう。彼の、持って生まれた負けん気の強さと、出自に対する自負が、「いどみ心」の根底にあるといえよう。そしてそれは、源氏との親密な関係の中で、独特な性質をおびるようになるのである。この独特さが、「いどみ心」を彼以外の源氏に対抗する人々との「対抗心」とは違ったものにしていると思われる。

목차

요지
 1.はじめに
 2.「いどみ心」をめぐって
 3. おわりに
 【参考文献】

저자정보

  • 金容珣 김용순. 동명대학교 외래강사

참고문헌

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