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‘日韓文學飜譯’とは日本語と韓國語をSLとTLにして一つの藝術品である‘文學作品’を飜譯する過程ないしその結果物である。文學作品の飜譯は一つの藝術作品を第二の言語で再現するのに意味があるので、‘形式的な等價關係’を具顯するより原作の藝術性と文學性を損なわない範囲で‘与えられた創造性(derived creativity)’を發揮するのが重要だと言われている。しかし、この‘与えられた創造性’の発揮の範囲については議論がありうる。このごろの文学の翻訳にはこの翻訳者の‘創造性’が拡大しすぎている気がする。それは翻訳の二つの条件である‘STに対しての充実性’と‘TTとしての可読性’の中で後者だけに重点を置いてSTに充実しないTTが出る可能性がある。TTの需用者である‘讀者’を重視し、‘讀者’へのアピールを第一の目標としたTT重心の翻訳を‘読者向きの翻訳(target-audience translation)’と言えよう。本稿では、このような翻訳の傾向が日韓文學飜譯の場合でも行われていると假定し、それを夏目漱石の『坊っちゃん』の飜譯本を通して考察しようとする。韓国で翻訳された『坊っちゃん』は2000年度の上半期まで總19卷であるが、本考では1997年度の上半期まで出版された7券の翻訳本を中心に考えてみることにする。その研究方法は‘重複翻訳をめぐった出版市場への考察’と7券の『坊っちゃん』翻訳本のテキスト内の‘表現樣相への考察’に分けて行うことにする。