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隣語大方には何種類かの異本が伝来するが、それらは同一内容を有しながら言語事象に異なるところがあり、言語史資料として注目されてきた。しかし、韓国語の方の研究、特に諸本間の比較研究はさほどなされていないのが現状である。本稿は明治刊本の韓国語のいくつかの特徴を、異本と比較しながら検討し、その意味について論じたものである。 明治刊本には、消失母音<ㆍ>表記、母音調和、場所格助詞、副詞派生接尾辞などにおいて、異本とは異なる特徴を持っていることが分かった。その違いの多くは、明治刊本が韓国語の変化を反映しようとしたことによるものである。また、変化反映とは思えない、いくつかの事象からは、明治刊本編者の規範的な態度を読み取ることもできる。