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韓国で一番古い観光地をあげるならそれは金剛山であろう。金剛山は東西とわず礼讃の対象であって、だれでも憧れる観光地であった。そして金剛山は日本近代の自然観光ブームとからんで開発と紹介すべき近代観光地として生まれ変わった。それによって観光地までの交通を整えたり、様々な広告、展覧会、旅行案内書、紀行文、時刻表などが出版された。しかし韓国の近代文学者である崔南善や李光洙が描く金剛山と日本人主体によって紹介される金剛山には距離がある。過去の歴史意識に基づいた崔南善の金剛山の礼讃、近代化への心細い心境を表した旅行者の李光洙のまなざしには当時朝鮮人の‘生’が記述の中心になっている。しかし、植民者主体の記述は‘生’よりは‘趣味’がその内容の中心になっている。近代日本語で紹介された金剛山案内が韓国の近代観光の大衆化に貢献したことを認めざるをえない。しかしそこに全面的に表される‘趣味’としての金剛山は日本の若者の修養地としての役割と植民地への興味を呼び起こす‘記号’として意味付けられた。