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本稿は帝国日本の文学賞制度がどのような方式で文学談論/創作の時代的潮流を創出しながら、日本文学の公共圏の範囲を構想/想像したかを見てみた。具体的には創設以来の草創期における芥川賞の選定過程と選評から読み取れる植民地=「外地」文学好みと時代的条件との連動関係を、1936年度上半期の第3回受賞作二編を中心に議論した。その二編の受賞作は鶴田知也の「コシャマイン記」と小田嶽夫の「城外」であるが、草創期の芥川賞が外地文学に持続的な関心を示した脈絡と談論を具体的に議論しながら、帝国日本の文学賞が「外地」という文学的場所を制度圏内に包摂していく過程の様相を検討した。