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筆者は今まで日本の常用漢字について、韓国の日本語教育という観点からいろいろな側面で多くの研究を行ってきた。そういう研究結果は、日本語教育の現場で日本語学習者によい反応を得ている。しかし周知のとおり、漢字についての研究領域は尨大なものであるので、まだ未解決のまま残っている部分も大いにある。その中の一つが韓国漢字音と日本漢字音との間に、多くの差が見られる漢字である。例えば「較(韓:kjo 日:kaku)、洗(韓:se 日:seN), 輸(韓:su 日:ju)」などの漢字音がそれである。本研究では、このようなことに着目して、龋外的な漢字音についての理由を明らかにした。 研究方法としては日本の常用漢字音の中で、韓日漢字音との間に、多くの差が見られる漢字を中心に調査した。本研究で取り扱った例外漢字音としては「欧殴劾較喫告酢刷借洗粘沸秒副耗輸湾」である。こういう漢字音は、韓日漢字音との間に多くの差が見られる漢字であり、韓国人として日本語を接してみた人なら、誰でも「何故」という疑問を抱くことができる漢字音だろう。例えば「較」は韓国漢字音では「교kjo」であるのに、何故日本漢字音では「カクkaku」になるのだろうか。これが正に疑問の核心の内容だろう。 本研究で取り扱った漢字はこのような疑問を強く抱く漢字音である。例外漢字音が生じる理由として一番目立つ理由としては、中国原音の発音に当たる反切を両国でどのように受け入れたかにあった。この反切の反映の差のために、両漢字音で多くの差が見られる漢字としては、表-1に提示した漢字音の中で「較劾告酢借洗沸副」である。二番目の理由としては、韓国漢字音の誤読によって日本漢字音と差が見られる漢字音であった。このような漢字としては、表-1に提示した漢字音の中で「欧殴刷粘秒湾」である。三番目の理由としては、日本漢字音の誤読によって韓国漢字音と差が見られる漢字音であった。表-1に提示した漢字音の中で「喫,輸」がそれに当る漢字音である。そして特異なこととしては、中国原音を両国漢字音ともに誤読して、その音が今日正音のように使われている漢字音の例が一つあった。「耗」の漢字音がそれである。