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本稿は感謝に関する言語行動を研究対象として、韓日両国における感謝の言語行動の実態を把握し、その実態の背景にある意識と原因を明らかにすることを目的とするものである。今日、世界は多文化社会を迎え、国籍を越えた人々の接触が活発であり、円滑なコミュニケーションのためには、多文化間の言語行動の理解が必要である。特に似ているとされながらも相違点も多い韓日間の研究は引き続き重要であるといえよう。このような点に着眼し、韓日両国の言語行動に対する理解を高めて、円滑なコミュニケーションができるように役立てようとすることに本研究の意義がある。研究方法は韓日大学生にアンケート調査を行って、分析する方法を使用した。感謝の場面を二場面を設定し、各場面ごとに親疎関係と上下関係によって相手を設定した。設定した場面において、どのような言語行動を行うか、各相手別にはどのような相違点が見られるかを分析した。その結果、言語行動では、韓日とも、直接的な言語表現を使用して相手に自分の気持ちを表す場合がほとんどであった。韓日間の際立った相違点は、感謝の程度が高いと予想して設定した場面においてであった。韓国の大学生にはほとんどが「とても感謝する」という意識が見られたのに比べて、日本の大学生は「謝罪の気持ちを感じる」という比率が高くなり、実際に使用した表現も謝罪表現と感謝表現を一緒に使うという回答が多かった。韓日間の言語接触場面において相互間の意識と使用する言語表現に対する理解があれば誤解や摩擦なしに、より円滑なコミュニケーションができると期待される。また、相互の言語を学習する際も、各状況でネーティブスピーカーが何を重要視してその表現を使うのかを意識して学習すればより目標言語の習得が容易になると考えられる。