초록 열기/닫기 버튼

本稿では、日本の辞書、辞典類に混在されていることわざと慣用句について調べてみる。ことわざと慣用句を区分しないまま取り扱う傾向が見られるので本稿では、ことわざと慣用句の定義をもとにこれらの特徴および共通、相違点を調べ、どのような差が見られるかについて考察してみることを目的とする。調査の結果は以下のようである。(1)共通点①類似な意味構造を持っている。(二つ以上の単語が組み合わされてその全体が一つの意味を表すようになって固定化されている。)②構成要素の本来の意味とは違う新しい意味、第3の意味を表現する。(単語の辞典的な意味だけではその解釈ができない。)③比喩表現が用いられる。④人々の間で広く使われていることと誰がいつ作ったかその作者や時期が不明である。(2)相違点①慣用句は単なる定型的な言い方であるのに対し、ことわざはもっと自由な言い方である。②ことわざは時代や歴史の流れによる意味の変化が窺える。③ことわざは一部を類義語に置き換えることか一部の位置を交換することもできるが、慣用句は構成要素の一部を類義語や対義語で置き換えても全体が類似した意味や反対の意味にならない。④ことわざは意味の類推解釈がある程度可能であるが、慣用句は意味の再解釈が必要である。⑤ことわざには律調(韻律)が存在するが、慣用句には律調(韻律)が存在しない。