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本稿では、『交隣須知』の写本類における日本語が刊本においてどのように採択されたかを比較・分析することにより、本書の成長と背景に関わる一問題を考えてみた。その結果、初刊本において對譯の語彙を採択する際、まず增補本類のそれを参照し、次は標題語と意味的に同じか類義の関係にある日本語を取り入れようとした態度がうかがえる。また、標題語に対する日本式の漢字語や字訓を対訳語として積極的に導入しているのだが、その背景には、既存の増補本類の日本語と比べて、当時のより一般的で標準的な日本語を反映しようとする編集意図があったものと思われる。