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韓国語話者の撥音の生成について、撥音の長さが短いと聞かれるのはどのような音声環境および音節構造であるかを明らかにするため、中級、上級話者を対象に発話調査を行った。その結果、以下の4点を明らかにした。①撥音に無声破裂音、母音が後続するとき、日本語話者と比較すると、撥音の割合が低くなるため、撥音の長さが足りない、脱落していると評価されやすいことが予測された。②撥音がないように聞こえたり、長音のように聞こえたりする例は、語末(単語末)に多く見られた。③音節構造のタイプごとに見ると、CVN+CVNで、第一または第二音節CVNの母音が伸長する傾向があった。すなわち、重音節+重音節という構造で、「短・長」または「長・短」となる傾向がある。これは、重+重の構造で、どちらかの音節に強勢がおかれるため、持続時間が長くなり、もう一方が相対的に短くなることが原因であった。この微妙な音節長のずれが、撥音の持続時間に問題がなくても、不自然であると評価される原因であると考えられる。④CV+CVN+CVで、撥音が短く聞こえる例が観察された。この要因は持続時間が短いこともあるが、撥音自体は短くなくても、前後の母音長の比率が「短・長」であることが影響していることを指摘した。以上の点から、韓国語話者を対象とした音声教育における撥音の指導という観点から以下3点を提唱した。第一に、撥音の長さを強調するという点では、後続音が、ぱ、た、か、さ行といった無声音より、ば、だ、が行、ま行などの有声音が適している。第二に、「○ん○ん」と続く音節構造より、○ん○○のようにCV音節と組み合わさった構造の方が撥音を実現しやすい。第三に、「○○ん○」「○ん○」のような構造では、「ん」直後の○(CV音節)が伸長しやすく、「ん」が短くなる可能性があるため、反復練習には適さない音節構造である。