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 訓点聖書は、日本聖書翻譯の黎明期の樣子を示す資料である。訓点聖書は日本語聖書翻譯に重大な影響を与えており、從って、訓点聖書の考察は、日本聖書翻譯史硏究においてかかせないものであると言える。 吳美寧(2004A)において、1878年と1879年以後の訓点聖書は漢文原文の面で區別される、と指摘した。それに引き續き、本稿では訓点の面の相違に注目して考察を行った。 まず、1879年以後刊行された訓点聖書8種の訓点は、大体一致していることが分かる。これをもって、次に、1879年以後刊行された訓点聖書の代表として79訓点聖書を選び、78訓点聖書と比較してみた。その結果、加点內容が異なるのは46例確認された。個別の漢字における相違が37例、句全体の讀み方や語順における相違が9例である。しかし、これらの相違は漢文原文の理解、つまり考察對象としたマルコの福音という新約聖書の內容の理解の変化によるものではない。しかも、マルコの福音全体に施された訓点の量から考えるとたいへん少ない例である。そのほかに、訓点における相違は、表記面での相違、つまり固有名詞表記の相違、繰り返し符号・略号使用の相違、濁点記入の相違などがある。また、78訓点聖書が79訓点聖書に比べ、句点や濁点などを多用していること、訓点記入が仔細であること、などの相違が指摘できる。 以上から、78訓点聖書は、聖書に加点が行われた初期の段階を示すものであり、79訓点聖書の段階でこの78訓点聖書を檢討し、簡略化という方向で修正を加えていったものと考えられる。また、その後はこの79訓点聖書の訓点が標準として用いられたのであろう。從って、19世紀後半約20年間刊行された訓点聖書は、78訓点聖書に施された1次加点を、79訓点聖書以後の訓点聖書で確認される2次加点の2段階の訓点が存在したと考えられる。


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