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促音は固有語だけでなく、漢語と外来語にも頻繁に現れているが、促音の現れる基準においては、語種別にそれぞれ異なって、複雑な様相を見せている。まず、漢語の場合は、一次的には第一字の語末と第二字の語頭にどのような音が来るかによって促音の出現が決まるといえる。また、外来語に於いても原語の音が促音の出現と密接に関係があるという面に於いては漢語と同じである。ただし、漢語と比べて外来語は促音出現の規則において、相対的に緩い基準しか設定できないという面は相違点であろう。 一方、固有語の場合は、いわゆる活写語を除いた一般語を見ると、多くのものが形態素と形態素の間で促音が現れている。複合的な構成に於いて、構成要素の境界部に現れる語形変化は、連濁を始め、音便や連声、また、母音の脱落・縮小、子音の添加などが挙げられるが、このような語形変化は直積的であれ間接的であれ、二つの単位の融合の機能と関わっているといえよう。固有語における促音の挿入の場合もやはり融合の指標として働いているといえる。ということで、促音挿入の機能的な面の考察においては、形態素の境界部に起こる語形変化の一つとして、外の語形変化との関わり合いを考慮にいれるべきであろう。 固有語の促音は連濁とともに主導的に融合の働きを担っているが、音便がそうであるように促音の場合もやはり、一つの機能を担うにとどまるのでなく、効率的な意志伝達に向かって、機能上の変化か見られる。すなわち、「肝っ玉」のように簡単に構成要素への還元が可能な場合は、促音形と非促音形の対立を活用して文体区別に促音の挿入が関わっている。また、「引っ掛ける」のように前部の構成要素が接頭語化して、構成要素への還元が困難な場合は、融合の機能が弱まり、文体表示の役割や、強調のような形式的な意味の添加の方に、促音の担っている機能が変化しているといえる。