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本稿は、共通日本語、与論方言、共通韓国語と済州方言の非過去事象、特に未来テンスについて過去事象を念頭に置きながら、言語類型論と文法化の観点から論じたものである。その主な主張は次の4点である。第1点は共通韓国語の場合、「한다」「하겠다」「할것이다」の三つの形式が未来テンスを表わせるが、本稿ではテンス․アスペクトの基本形式の一つである「한다」の方が「하고(해)있다」と対立関係をなしている主な未来完成相の形式であり、「하겠다」と「할 것이다」はそれぞれ「意志性」と「推量性」を含んだ補助的な形式であることを明らかにする。第二点としては日本与論方言の場合、共通韓国語に類似している面が多く、中立的な非過去の事象を「シオル」と「シテオル」に相当する形式が表わしているが、未来完成相的な用法は前者の「シオル」であることを確認する。第三点として、韓国済州方言の場合はスルに相当する形式は一般的な事象のみを表わし、未来完成相と現在進行相を同一形式でマークする言語であることを確認する。第四点としては文法化の段階という観点からすると、未来テンスを含んだ非過去表現は「共通日本語 > 共通韓国語 > 日本与論方言 > 韓国済州方言」といった順になるかと考えられる。