초록 열기/닫기 버튼

本稿では、日帝末期に使用した朝鮮総督府編纂の唱歌教科書の中で、実際に如何なる教育を行ったのかという点を通じて、日帝末期の植民地教育の具体的な実状を把握して日帝によって調整された小学校教育の様相を再照明することにある。この為に戰時體制期が始まる時期に編纂された『ウタノホン』と『初等音樂』の内容を根拠とし、日帝の政策が児童の知覺活動に及ぼす影響、皇国臣民教育、朝鮮人を天皇軍として徵兵することを目的とし、どのような歌を児童達にどう学ばせたのかなど教育の実態を考察してみた。1930年代の日中戦争以後、益々戦争が激しくなり軍事政権の介入に 因って、朝鮮人児童の教育の主な目的は徴兵制、すなわち日本の為の軍人、天皇の為に命を捧げることができる「忠良な児童の育成」が優先視された。この様な教育環境の中で、まず唱歌教科書に現れた敎育内容は朝鮮総督府の<朝鮮敎育令>、軍國主義等に従って編纂され、歌の歌詞を通した軍隊美化、徴兵公募、軍人英雄化を通した児童達の夢を軍人に導く思想などを基本的な教育基礎として教授された。音楽という感情性を道具として朝鮮人の感性まで人爲的に作ろうとする日帝の事実的な内容を確認することができ朝鮮人児童に対して正常な教育を行なわず、当時の教育はすべて緻密な計画と政策的な意図により成り立っていたと思われる。